あったか浴室で、快適なお風呂ライフを♪
10月に入りましたが、まだ日中は半そで過ごせるような陽気の日もありますね!
これから冬に向けどんどん寒くなってくると、早く家に帰って熱い湯船にゆっくり浸かって温まりたい!でも、暖房設備のあるリビングなどと違って、真冬の脱衣室や浴室は凍えるような寒さで服を脱いでから、湯船に浸かるまで苦痛なんですよね・・・。熱いシャワーでサッと体を流して、熱い湯船へ入るのが気持ちいいんですよね!でも、実はここに寒い時期に多くなる浴室での事故の原因が潜んでいます。
気温が下がり室内との寒暖差が大きくなる11月頃~2月頃にかけて、浴室での『ヒートショック』による事故が多くなる時期でもあります。そこで今回は、寒い時期の入浴に潜む危険性や予防法、おすすめ浴室リフォームのポイントなどをご紹介させていただきます。
ヒートショックって?
ヒートショックとは、急激な環境温度の変化によって、血圧が急激に大きく変動することにより起こります。こうした、温度の急激な変化で血圧が上下に大きく変動することによって、失神したり心筋梗塞や脳卒中といった血管の病気などを引き起こす健康被害のことをいいます。特に、冬季の入浴時に起こるリスクが上昇することで知られています。
ヒートショックの危険性が潜む場所!
暖房の効いた暖かいリビング等との温度差がある場所に、ヒートショックの危険性が潜んでいます。特に、足元から冷えるトイレ・冷え切った洗面脱衣室や浴室などが挙げられます。暖房をしていない脱衣場や浴室では室温が極端に低くなり、こうした環境で衣服を脱ぐと、急速に体表面から体温が奪われて血管が収縮してしまい、血圧が急激に上がってしまいます。その状態で温かい湯船に入れば、今度は血管が拡張して、血圧が急激に下がります。このような入浴に伴う温度変動が、失神や心筋梗塞、脳梗塞をひきおこしたり、その結果として湯船で溺れ、浴室での事故につながってしまいます。
特にこんな方は要注意!
ヒートショックの危険性があるのは高齢の方だけではなく、普段元気な方でも持病を持っている方などは入浴環境の注意が必要です!
下記の持病を持っている人
・狭心症 ・心筋梗塞 ・脳出血
・脳梗塞 ・不整脈 ・高血圧
・糖尿病
下記のような環境での入浴
・飲酒直後 ・食後すぐ ・服薬直後
・一番風呂 ・深夜の入浴 ・熱い湯(42℃以上)
特に多い入浴時のヒートショックのリスクを軽減するためには?
■入浴前に脱衣室や浴室を温めておく。
脱衣室に暖房器具などを設置し、浴室や脱衣室を十分温めて置き脱衣時の急激な温度変化を軽減しておく。また入浴前にシャワーを出して置き、浴室内を蒸気で温めておくのも有効です。
■入浴前後にしっかりと水分補給。
入浴時の発汗により体内の水分量が減少すると、軽い脱水症状になり血液が濃縮されてしまい、血管が詰まりやすくなってしまうそうです。特に、入浴前後では血圧の変動が大きくなってしまうので、是非水分補給を習慣にしてみてください。
■熱いお湯に入らない。(42℃以上)
寒さが厳しいと熱い湯船に浸かりたくなりますが、浴槽のフタを開けて置いて浴室を温めつつ、温度も下げてぬるめのお湯(38℃~40℃程度)に入るように心がけてみてください。また、長湯も予防の観点からは控えた方が良いようです。
■浴室までの温度差を減らす。
脱衣室や浴室を温めておいても、温かい居室などから距離がある場合や極端に寒い廊下等の場合も温度差が大きくなってしまい、ヒートショックへのリスクにつながってしまいます。居室のドアを開けておいたり、廊下にも暖房器具を置くなどの工夫で温度差を減らせます。
■入浴前の家族への声かけを習慣に。
同居家族がいる場合は、入浴前に一声かけるなどしてから入浴しましょう。また、家族に入浴中に声掛けをしてもらったり、一人の時間帯の入浴を控えるなど、『もしも』に備えておけば入浴中の事故を防げる可能性があります。
お風呂リフォームで快適バスタイムを目指しませんか?
システムバスへのリフォームや、寒い時期でも快適に入浴できる機能や設備などの設置をして、バスタイムを快適にしてみませんか?
■洗面脱衣室へ暖房機の設置
・実際にリフォームモリハウスで工事をさせていただいた事例のご紹介です↓
渋川市 T様邸 脱衣室工事 (こちらをクリックで施工事例ページへ移動できます。)
冬の温風暖房だけではなく、冷風機能で夏場も活躍してくれます!
■浴室暖房機の設置
・実際にリフォームモリハウスで工事をさせていただいた事例のご紹介です↓
渋川市 T様邸 水廻り・サッシ工事 (こちらをクリックで施工事例のページへ移動できます。)
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